オンラインコミュニティのお悩みに役立つ情報をご提供する「OSIRO COMMUNITY TIPS」。今回は、オンラインコミュニティにおける「幸福度」や「楽しさ」の可視化ができる「コミュニティ幸福度」の機能について解説します。
コミュニティメンバーの「楽しさ」や「幸福度」を可視化するOSIROの新機能
コミュニティの価値、コミュニティの可能性を感じている人はたくさんいると思います。しかしながら、「コミュニティに集まる人に価値を感じてもらえるかどうか」は、コミュニティを運営する方にとって、一度は抱く悩みではないでしょうか。
「コミュニティの活動を本当に楽しんでもらえているか、わからなくて不安.......」
「コミュニティがあることで、私たちはメンバーに良い体験を提供できているのだろうか.......」
せっかくつくったコミュニティであれば、集まった方々に楽しんでもらいたい。しかし、メンバーがコミュニティの中でどんな楽しみ方をして、どんなところに価値を感じているのかが見えない。運営者の方が気になるポイントであり、ご不安に感じているところだと思います。
そこでOSIROでは、複数の視点からメンバーの楽しさや幸福度といった心理状態を捉え、推定・評価する機能を開発しました。
「主観 × 客観」両面のデータから分析・評価する『コミュニティ幸福度』
OSIROでは、コミュニティ幸福度を「コミュニティメンバーの主観的なアンケート回答」(主観データ)と「コミュニティメンバーのアクション量」(客観データ)を掛け合わせた指標として定義し、評価をしています。
幸福度図.png 94.45 KBコミュニティ幸福度の考え方指標1:アンケート回答によるデータ(主観データ)定期的に簡単なアンケートをおこない「コミュニティがあることによってメンバーがどれくらい幸せを感じているか」を可視化します(答えたくないメンバーは回答しないことも選択可能です)。
10.png 402.38 KB実際のアンケート画面。冒頭にはそれぞれのコミュニティ名称が入ります。指標2:コミュニティメンバーのアクション量(客観データ)直近のコミュニティ内活動データを基に「メンバーがコミュニティを楽しんでいそうな度合い」を機械学習で推定します。
活動データの指標(※1)に用いているものは以下となります。
・ログイン日数
・平均利用時間
・未ログイン日数の最大値
・メンバー記事の既読数
・オーナー記事の既読数
・リアクション数
・メッセージ送信数
・ブログ投稿数
・イベント参加数
※上記の指標は行動データのみで推定したものであり、アンケートを実施しなくても利用可能です
なお、機械学習時の正解ラベルには、事前に実施したアンケートの「コミュニティを楽しんでいるか」の回答を使用しています。
このように、「コミュニティ幸福度」は主観・客観両側面の評価をもとに総合評価が算出されますが、本機能では主観データを重視し、一部客観データで補完をするかたちを採用しています。
その理由には、本機能を開発する際に実施した事前アンケートがあります。事前アンケートを分析した結果、「コミュニティを楽しんでいる」ことと「コミュニティがあることで幸せを感じている」ことの間には正の相関関係が見られました(※2)。
そのため、ポジティブな気持ちを裏付けるための客観データによる補完を行い、より正確な幸福度の判定を行っています。(※3)。
※2 相関係数:0.74
※3 未回答や補完が妥当でないケースにおいては判定はいたしません結果は下記のような形で表示されます。
8.png 254.82 KB
9.png 80.24 KB
コミュニティ運営者もメンバーも。すべての人が幸せを感じられるOSIROを目指して
コミュニティ運営をしていると、「最近、メンバーの元気がないな」「一時期と比べて盛り上がらなくなってきているかも.......」など、肌感覚でコミュニティの状態が変化しているのがわかることもあります。
しかし、感覚だけではコミュニティの状態を把握しきれず、不安になることも多いと思います。
そんなときに、この「コミュニティ幸福度」が役に立ちます。主観と客観、両方のアプローチからユーザーの状態を分析・可視化するため、肌感覚と実際のユーザーの心理状態を見比べることができます。
ユーザーの発言が減っている、ログインが少なくなったというデータから不安を感じることもあるかと思いますが、実際にはコミュニティの中での発言が少なくても、コミュニティがあることに幸福を感じているというケースは多々あります。そういったケースも検証ができることはメリットの一つと考える事ができます。
コミュニティは多彩な個性や考えを持った人々が集い、交流していくことで育まれていくものです。
だからこそ、OSIROは今後もメンバーの状態を可視化することでコミュニティ運営者の皆さまの不安を解消し、よりよいコミュニティづくりのお手伝いができるよう、機能の開発とサービスの向上に努めて参ります。
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なお、本機能は独自性と画期性が認められ、この度特許を取得いたしました。
<特許概要>
発明の名称 :「幸福度評価装置、及び、幸福度評価方法、並びに、プログラム」
特許番号:特許第7778440号
登録日:令和 7年11月21日
ぜひ皆さんも「コミュニティ幸福度」をコミュニティの運営に活用してみてください。
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OSIROでは、オンラインコミュニティの立ち上げから運営に関する豊富な支援実績のもと、立ち上げ時のコミュニティ設計、運営までサポートいたします。
検討段階での壁打ちからご相談を承っておりますので、ぜひ下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
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