「こどもが尊重される社会」を目指して、モンテッソーリ教育に沿ったこどもや子育てについて発信するモンテッソーリ教師あきえさん(以下、あきえさん)。SNS総フォロワー約17万人、これまで3,000件以上の子育て相談に答えてきたあきえさんが2021年3月に創設したオンラインコミュニティが「
Park みんなが育つ小さな社会 」(以下、Park)です。
創設から4年となる現在、「こどもも大人も尊重される社会」を掲げるParkでは、その「尊重の輪」をコミュニティの垣根を超え、外へと発信していくプロジェクトが立ち上がっています。今回は、Parkの現在の取り組みが生まれた背景やプロジェクトのプロセスなどについて、Parkの運営を支援するオシロのコミュニティプロデューサー松本璃奈が聞きました。
DSC03581.jpeg 8.97 MB Park モンテッソーリ教師あきえさん(画像中央右)、はなこさん(画像右)、Madokaさん(画像左) オシロ コミュニティプロデューサー 松本璃奈(画像中央左)
社会的な役割ではない「自分」を楽しめるサードプレイス
モンテッソーリ教師あきえさん 国際モンテッソーリ教師(AMI)、幼稚園教諭、保育士 公立幼稚園勤務時の経験から日本の「大人主導」の教育に疑問を抱き、自身の出産を機に教育のあり方を変えたい、こども中心の教育を目指したいという思いからモンテッソーリ教師になる。「こどもが尊重される社会をつくる」ことをビジョンにモンテッソーリ教育を軸にした子育てについての情報をInstagram、音声メディアVoicy、YouTube、Xで発信中(SNS総フォロワー約17万人)。これまでに述べ3,000件以上の子育て相談に答え、今なお日々多くの子育てについての相談が寄せられる。モンテッソーリ教師あきえさん公式サイト
松本: まずはParkを立ち上げた経緯についてお聞かせください。あきえさんがオンラインコミュニティを立ち上げた背景には、どのような想いがあったのでしょうか?
あきえさん: Parkは2021年3月に立ち上げて、もう間もなく丸4年が経とうとしています。立ち上げ当時はコロナ禍だったこともあり配信を中心に活動していたのですが、配信ではどんなにインタラクティブにコメントを拾ってお答えしたとしても、「1:n」の一方通行のコミュニケーションになってしまいます。関係性を深めるというのはなかなか難しく、
皆さんにご提供する情報や学びをもっと深めたい、もっと学び合いたい という想いがとても高まり、そこからコミュニティの立ち上げを検討しました。
そんな時に出会ったのがOSIROでした。「1:n:n」のコミュニケーションから双方向の関係性を築きたいという、私が目指したいコミュニティの姿と合致していたこと。また一つのプラットフォームですべてが完結するようになっていることをメリットに感じ、OSIROを導入してコミュニティを立ち上げました。
Parkのトップページ.png 1019.74 KB Parkのトップページ(提供:Park) 松本: 当初の想いの通り、現在のParkでは交流が非常に活発で、メンバーさん起点での共創も生まれていますね。ぜひ運営で意識していることや重視していることなどをお聞きしたいです。
あきえさん: Parkは現在19期のメンバーをお迎えしていますが、人数を増やしていきたいとは考えていなくて、
ダンバー数(※)を超えない100から150名ほどで、顔と名前がわかり心地よい交流ができるような規模感をキープするようにしています 。
また、
Parkでは立ち上げ当初から ミッション・ビジョン・クレド(行動指針) を定め、「学び合う」ことや「尊重し合う」文化を重視 してきました。こうした積み重ねにより、今ではメンバーの皆さんがParkの価値観を体現してくださっていると感じていますね。
※ダンバー数: 人間が安定した社会関係を維持できる認知的な限界人数のこと。イギリスの生物学者・人類学者のロビン・ダンバーが提唱し、おおよそ100から200名ほどであるとされている。 Parkが掲げるクレド.jpeg 70.3 KB Parkが掲げるクレド(提供:Park) 松本: はなこさんとMadokaさんはどのようなきっかけでParkに入会しようと思ったのでしょうか?
はなこさん: きっかけは2つあって、1つは私の高校時代からの友人がParkの0期生で、「すごくいいよ!」と勧められたことがきっかけでした。もう1つのきっかけは、入会する前から聴いていた
あきえ先生のVoicy です。そのなかで、あきえ先生とParkのメンバーの対談している回を聴いたとき、「
私はリアルの友人とはまた違う関係が生まれる場所を求めていたのかもしれない 」と考え、思い切って入会することにしました。
Madokaさん: 私もあきえ先生とParkのメンバーの対談がきっかけになりました。あきえ先生のVoicyはずっと聴いていて、Parkの存在も知っていてとても気になっていたけれど、入るかどうかずっと迷っていたんです。そんな中でVoicyの対談を聞いたときに「すごく魅力的な場所だ」と感じて、思い切って説明会に申し込みました。
その時はちょうど仕事復帰のタイミングでバタバタしていて、余裕がない状態でした。「このままだと自分自身がなくなってしまいそう」と悩んでいた時に、Voicyに出演していたParkの皆さんが、自分らしさを大事にしながら楽しんでいる様子が伝わってきたのが大きかったですね。
松本: お二人ともオンラインコミュニティに入るのは初めてでしたか?
はなこさん: コミュニティへの参加は初めてでしたね。仕事が基本オンラインなので、オンラインでのつながりにはそこまで抵抗はありませんでしたが、思い返せば、自分にとっては大きな一歩だったかもしれません。
Madokaさん: 私はオンラインコミュニティがどんなものかもわかっていない状態でした。でも、なぜか漠然と「Parkなら大丈夫」と思えたんですよね。なので、
オンラインコミュニティだからではなく、Parkという場に魅力を感じて入った というのが正しいかもしれません。
あきえさん: 「オンラインコミュニティ」という枠ではなく、「どういうコンセプトの場所なのか」「どういう人がいるのか」を大事にしているからこそ、そういう捉え方をしていただけるのかもしれませんね。
Parkのメンバーは母や妻、夫でも父でもない。社会的な役割ではない「自分」を楽しめる場所。サードプレイスとして認識され始めている と感じています。
はなこさん: 私もそう思います。Parkには妻でもママでもなく、仕事仲間でもない関係性があります。モンテッソーリという共通言語のもとに集まったメンバーが、子育ての枠にとらわれることなく、自分自身をさらけ出している印象です。普段なかなか言えないことも、
Parkの雰囲気やオンラインという環境のおかげで、自然と打ち明けられる んですよね。
コミュニティで生まれた「尊重の輪」を、外へと広げていく
DSC03426.jpeg 4 MB 松本: 昨年からParkでは新しい取り組みが立て続けに動き出しています。このような機運はどのように生まれていったのでしょうか?
あきえさん: 先ほどお話ししたような文化は、運営チームの皆さんのお力添えもあって、コミュニティを立ち上げてから3年ほどで醸成できました。そうした実感があるからこそ、少しずつ
「今のように醸成されたコミュニティだからこそ、もっとできることがあるんじゃないか?」 と思うようになったんです。
もう一歩先へ進みたい、次のステージへ行きたいと思ったのが、2023年のこと。ちょうどはなこさんやMadokaさんたちが運営チームに入ってくれた時期でした。
松本: あきえさんから見て、Parkはコミュニティとしてどのような成長を遂げたとお考えでしょうか?
あきえさん: モンテッソーリ教育では発達段階を4つに分け、最後の青年期(18歳から24歳)では意識が「自己実現」から「他者貢献」へと移っていくといわれています。乳幼児期には
「私がやるのを手伝って」といっていたこどもたちが、成長を経て「How can I help you ?(私になにができますか?)」へと変化していく。まさにParkの3年目は同じ状態 でした。
「私」という部分がしっかりと育まれ、醸成され、掛け合わされる中で「私になにができますか?」が「私たちになにができるだろう?」に変わり、さらに「なにかしたい!」という行動へのエネルギーが湧いてきていたんです。
しかし、そのメラメラとした思いをどう具体化するのか悩んでいたんです。そこで、運営チームと一緒に「何ができるだろう?」と考えて開催したのが「Park未来会議」です。
松本: Park未来会議を起点として、さまざまなプロジェクトが立ち上がりましたね。具体的にどのようなことが話し合われたのでしょうか?
あきえさん: 初めはゼロベースで「私たちに何ができるか?」を話し合いました。全員でアイデアを出し合いながらも、運営側が方向性を少しリードして、広げたアイデアを少しずつ絞り込んでいきました。
「私たちが満足して終わりではなく、この尊重の輪を外へも広げていこう」 「もう一歩進んでみよう」 そうした思いから、リアルな場やモノをつくっていく活動として「こども食堂PJT」と「絵本PJT」そして「お仕事紹介PJT」を立ち上げました。
松本: この3つを選んだのには、どのような理由があるのでしょうか?
あきえさん: 意識したのは
「短期集中でかたちになるものをつくる」 でした。候補の中にはとても大きなアイデアもありましたが、あまりにも中長期的すぎると成果が見えてこず、行動しづらくなってしまいます。
皆さんには仕事やプライベートもあるので、短期的に手応えを感じていただける形にしたかった んです。
こうした一連のプロジェクトを「How can I help you ?」を略した「ハウキャナPJT」と呼んでいますが、その活動を始めたのが2024年3月でした。
松本: プロジェクトが立ち上がったプロセスを聞いていても、Parkのコミュニケーションはお互いを尊重しつつ、非常に建設的な意見が交わされている印象です。
あきえさん: Parkには「対話を諦めない文化」が根づいている からだと思います。自己開示の度合いが高く、心理的安全性が高いからこそ、プロジェクトの進行中には
意見がすれ違うことがあってもすぐに話し合い、一つひとつをしっかりと解決しようとする動きが自然に生まれています 。そのプロセス自体が大切だと考えられているので、無駄なものとして省かれないんですよね。
はなこさん: 「意見が違うのは当然だ」という共通認識 がありますね。こども食堂PJTの話でも、メンバーの思いがあふれすぎて、さまざまな議論が活発に行われました。
例えば、こども食堂PJTのプロジェクトでは、フルーツのデザートを用意したいという想いがありましたが、衛生面の懸念から初回のこども食堂での提供は見送ることになりました。しかし、「こどもたちにデザートを提供したい」という気持ちも、「安全面を大事にしたい」という想いもどちらも大切にしながら、どうすれば実現できるのかをみんなで考えていきたい、という声が振り返りの場で上がり、話し合いの場に納得感が生まれました。
こうした話し合いの姿勢は、とてもParkらしいなと思いました。
全員の意見も尊重しながら守るべきルールも考え、みんなで解決策を模索していく 。そのプロセス自体が心地よく、皆さんが同じ方向を向いていることを改めて感じました。
あきえさん: こども食堂PJTに関して言えば、補助金の関係もあり進めながら決めている部分が多かったですね。そのため、対話を重視しながらも、スピード感もありました。さらにいえば、こども食堂はただやればいいのではなく、ちゃんと収支も考えた上で開催しなければなりません。
IMG_2118.jpeg 104.04 KB こども食堂の様子(提供:Park) はなこさん: 「こども食堂をやりたい!」といって最初に思いつくのは、当日の食事をつくって、みんなで振る舞って楽しく食べるイメージですよね。でも、実際には、保健所などへの提出書類やボランティア保険の申し込みなど、事務手続きだけでもいろいろあるんです。
でも、みんな「これできる人いる?」「私できるよ!」という感じで、それぞれの得意分野で役割分担をして、まさにギブの精神で取り組みました。もちろん大変で、最後にはみんなクタクタになりました(笑)。でも、それ以上にすごく楽しかったという気持ちが強かったですね。
「お互いの指摘に感謝し合える環境」があるから軌道修正ができる
DSC03481.jpeg 7.55 MB 松本: 短いスケジュールの中では、コンセンサスをとるプロセスがおろそかになってしまいしこりが残ってしまうのはよくあることです。しかし、Parkの場合は「対話を諦めない文化」があるからこそ、対話を重ねることとスピード感が両立できる。まさにParkとしての文化が醸成されているからこそできることだと思いました。絵本づくりPJTプロジェクトはどのように進んでいっているのでしょうか?
Madokaさん: こども食堂PJTに比べたら、絵本づくりPJTはゆったりしたペースで進んでいると思います。ただ、振り返ると大きなターニングポイントがありました。
1つはプロジェクト立ち上げ時のリードメンバーを決めた時でした。当時は立ち上げ方がよく分かっていなくて、関西にいた絵本好きのメンバーだけに声をかけ、プロジェクトの申請をしました。すると、声をかけた1人から「Park未来会議でも絵本プロジェクトをやりたい人が多かったので、他にもリードを希望する人がいるのでは?」とメッセージをもらい、ハッとしました。立ち上げの進め方がまずかったなと。
松本: その際、Madokaさんはどのように立て直しをはかったのでしょうか?
Madokaさん: 一旦リードメンバーのことは白紙に戻して、どういうプロジェクトにするか、興味のある人で話し合う場をつくる ことにしました。すると「リードをやってみたい!」という声が多数上がり、絵本に詳しいメンバーもたくさん参加してくれました。
その話し合いの中で「長期プロジェクトになりそうだから、リードを固定せず、一定期間ごとに新しい人が担当するのはどうか?」というアイデアが出て、それを採用しました。立ち上げ時にはまったく思いつかなかった視点でしたね。
こうして、絵本づくりPJTのリードはバトンをつなぐ形で進めることになりました。そのため、プロジェクトは現在2期目に入っています。
DSC03596.jpeg 4.06 MB 松本: 違和感があった時や間違いに気づいた時に「しっかり立ち止まる力」がありますね。やはりここにも、お互いを尊重し、対話を重視するParkの文化の強さを感じます。
あきえさん: 「今さらになっちゃうけど、やっぱりこうした方がいいんじゃない?」「ちょっとここについて話し合わない?」と言える環境があることは、プロジェクトを最後まで心地よく進めるためにとても大事なこと だと思っています。もしそれが言えなかったらしこりが生まれてしまうし、離脱してしまうこともありますよね。でも、Parkにはそれを言える雰囲気がちゃんとつくられている。
はなこさん: この間、絵本づくりPJTのおひろめ会があって、本当に感動して泣きながら聞いてました(笑)。
絵本PJTおひろめ会.png 477.45 KB 絵本づくりPJTおひろめ会のイベント画面(提供:Park) Madokaさん: イラストも言葉もとても素敵で、チームメンバーが「手に取った時にどう感じるか?」まで考えて、細かいブラッシュアップを重ねました。まだ途中ですが、本当に素晴らしい絵本ができそうです。
松本: 今までのお話を聞いて、「まさに心理的安全性とはこのことか......!」と思いました。
あきえさん: そうなんですよね。お互いのキャラクターを理解し合っているからこそ、違和感を感じたらすぐに言うことができるんですよね。
でも、それを悪く捉える人は一人もいなくって「あなただからこそ気づけた部分」と理解し合えるし、むしろ
お互いの指摘に感謝し合える環境ができている んです。こういった環境が生まれているのも、日頃のコミュニケーション量が影響しているのだと思います。
はなこさん: それが大前提としてありますよね。やっぱりみんなParkが大好きで、お互いのことを尊重している。それが強要されたものではなく、自然に生まれているからこそ、心地よい関係になっているんですよね。
細かいコメントやリアクション一つひとつに「そんなふうに受け取ってくれるんだ」と感じる瞬間があって、そういうのを積み重ねていくうちに「ここなら大丈夫」と思えるようになる。それができ上がっているからこそ、新しく入ってくる人もすぐにその雰囲気を感じ取れるんじゃないかと思います。
「みんなが育つ小さな社会」から「みんなで作る小さな社会」へ
DSC03453.jpeg 7.39 MB 松本: これまでのお話のように、Parkでは徐々にコミュニティの魅力を外へと出していく段階に入っています。あきえさんとしては、今後のParkにどのような展望をお持ちなのでしょうか?
あきえさん: そうですね。
Parkは今もこれからも「深さ」や「つながり」を大切にしたいと考えています。メンバー一人ひとりが、それぞれの意味でParkにいる価値を感じられることを大事にしていて、そこは今後も変えない方針 です。
規模を大きくすることよりも、いかに満足度が高いか、Parkにいることが人生にとって意味のあるものになっているかを重視 しています。さまざまな関わり方がある中で、「活躍しているメンバーを見て、自分は何もできていないのでは」と感じる方もいるかもしれません。でも、そうではなくて、全員が包み込まれるような環境を意識していきたいですね。
松本: Parkが持つ価値観や文化は大切に守りながら、コミュニティとしての成長に合わせて少しずつ変化も生まれていると思います。最後に担当者としてぜひお尋ねしたいのですが、Parkが今後運営面で予定していること、やっていきたいことをお聞かせください。
あきえさん: まずは次の5年目に向けて、コンセプトの微調整を考えています。
これまでは「みんなが育つ小さな社会」でしたが、今のParkには「みんなで作る小さな社会」の方がフィットしているのではないかと思うようになりました 。「みんなが」ではなく「みんなで」、つまり「with」や「Us」という感覚ですね。
コンセプトを変えることで、新しく入ってくるメンバーとのギャップが生じる可能性もあるので、そのケアは意識したいところです。
長く続くコミュニティだからこそ、今いるメンバーさん、新しいメンバーさん双方の想いを大切にしながら、新たな方向へ進めていきたい と思っています。
中身は大きく変わるわけではありませんが、「みんなで作る小さな社会」という方向性にすることで、より温かい場所になればと思います。
はなこさん: これまで通りParkを楽しみたいと思うのと同時に、またこども食堂PJTをやりたいと思っています。ハードルが高いと感じた部分もありましたが、一度やったことでそれをもっと気軽にできるようになればいいなと考えています。
個人的には、今まったく違う分野で挑戦していることもあり、その経験をParkのブログに残していきたい とも考えています。noteやXに書くのではなく、Parkに書きたい。そうすることで、
Parkのメンバー同士で学び合ったり、もしかすると新しいチャレンジが生まれるかもしれない。そんなワクワクがある んです。
Madokaさん: 絵本のプロジェクトを通じて「そんな才能を隠し持ってたんですか?」と思う場面が多々ありました。皆さんそれぞれに得意なことがあり、でもそれを表に出さずに温めてしまっていることもあると思うんです。
私自身、絵本プロジェクトを立ち上げる前から絵本のことがとても好きで、いつかその想いを形にしたいと思っていました。でも、
Parkでは一人では実現できなかったことが少しずつ形になっています。みんなの力が集まることで、思い描いていたことが実現していくのを感じています 。
現在はこども食堂PJT・絵本、お仕事紹介の3つのプロジェクトがありますが、
まだまだParkにはたくさんの「種」があるはずです。それをみんなで掘り起こしながら、背中を押し合って形にしていけたら、もっとワクワクする なと思います。
あきえさん: 今回のプロジェクトはParkのみんなが持つ多彩な才能が花開いていくプロセスを見ることができました。こうしたチャレンジはコミュニティ全体として応援していけるようにしたいですね。
一方で、「やってもいいよ」と言われても、何をどう進めたらいいのか、どこまで権限があるのかわからないと動けないものです。だからこそ、まずは仕組みをつくって、それをバトンのように引き継げる形にしていきたい。
こうしたつながりを大切にしながら「みんなで作る小さな社会」として、これからもコミュニティを育てていきたいです。
松本: 素晴らしいお話をありがとうございました。オシロとしてもParkがより豊かな「みんなで作る小さな社会」へと成長していくお手伝いができればと考えております。本日はありがとうございました!
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Park みんなが育つ小さな社会 「自分をもっと楽しもう 共に育ち合う輪を広げよう」をコンセプトに、モンテッソーリ教師あきえさんが2021年3月に創設したオンラインコミュニティ。「こどもが尊重される社会を作る」という思いに共感したメンバーが集まる。セミナー形式の講義だけでなく、メンバー同士の交流や部活動、イベントなどコミュニティ内での交流から子育てや教育について共に「学び合い、話し合い、共創する場」となっている。 Parkコミュニティサイト