2025年8月24日、モデル・美腸プランナーの加治ひとみさんが主宰するコミュニティ「Kubire Salon」で、『
ココ・シャネルの言葉 』(山口路子著、大和書房、2017年)を題材にした読書イベントが開催されました。Kubire Saloneでは7月にも書評YouTuber・アバタローさんをゲストにした読書イベント「心の美を整える読書のススメ」を開催し、心の美を養うための読書のあり方について語り合いました。
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今回の読書イベントでは、その実践編として上記作品を課題図書に設定し、再度アバタローさんをゲストに招きココ・シャネルが生きた時代背景や彼女の言葉が現代にも輝き続ける理由、本書の感想や心に響いた言葉などがシェアされました。 本記事では、今回のイベント前後のプロセスやイベント後のメンバーの方々のご感想などをレポートします。
Kubire Salon ⼥性の健康に対する総合的なアプローチにより、ウェルビーイングの実現に必要不可欠な「⼼・美・体」を育み、メンバーそれぞれの⼈⽣の“質“を高めるためのサポートを行うコミュニティ。腸活やフィットネス、食、美容、読書、キャリア、語学などのテーマで1ヶ月に1回のオンライン授業をメインコンテンツとして用意。それぞれの分野のプロから人生の役に立つ経験や知識を学び、習慣化していける場を提供している。また、オフラインでは食事会やトレーニングイベント、勉強会、トークショーなど普段会えないような仲間と楽しく有意義な時間を過ごすことができるコンテンツも用意されている。【2025年10月12日まで】Kubire Salon 新メンバー募集中! Kubire Saloneでは、2025年10月12日(日)まで、第3期生となる新メンバーを募集しています。こんな方におすすめです! ☑︎ 健康的にやせたい ☑︎ 腸活に興味がある ☑︎ 人生に変化を求めている ☑︎ 良い習慣を定着させたい ☑︎ 仲間とつながりたい ☑︎ 楽しく学べる環境が欲しい詳細・入会はこちら▼ https://kubire-salon.com/about Kubire SalonオフィシャルInstagram▼ https://www.instagram.com/kubire.salon.official/
読書に慣れていないメンバーも参加できる読書イベントを
DSC07463 (1).jpeg 7.88 MB 7月に開催されたイベントでは、加治さんとアバタローさんによる「読書の意義」が語られたものでしたが、今回のイベントは、より具体的に一冊の書籍を課題図書として開催される、いわゆる読書会の形式をとるものでした。
読書会というと、少し格式が高くハードルが高そうに思えます。加えて、コミュニティのメンバーによって読書習慣の有無や読書の頻度は人それぞれ。一人ひとりのメンバーが読書を楽しみ、またこのイベントをより意義深い場とするために、Kubire Salonではどのような工夫をしたのでしょうか?
まず第一に工夫した点は「
メンバーが楽しく読み進められて、自分ごと化しやすい選書 」だといいます。加治さんは今回の読書イベントの課題図書に『ココ・シャネルの言葉』を選書した理由について、以下のように語ります。
「アバタローさんをお招きした最初の読書イベントを開催し、皆さんとさまざまな意見を交わす中で、読書に苦手意識を持っていたり、本がなかなか読めない方も意外と多いと感じました。そのため、
最初の課題図書は、皆さんの心に言葉がすっと入ってくるような本の方が適している と思いました。
当初、運営メンバーからは『
かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に 』(扶桑社)など、私の著書を課題図書にする案もありましたが、今回の読書イベントに適切な本が他にあると思ったんです。その時に、先輩からいただいたこの本が思い浮かびました。
尊敬する人からいただいて感銘を受けた本を、メンバーの皆さんとともに読みたい と思ったんです。
シャネルは約100年前、コルセットに縛られていた女性たちに、ファッションを通して自由を与えた人物です。現代を生きる私たちも同じように、ある種の『コルセット』のような制約を感じながら生活しているのではないかと思います。これは女性に限らず、性別を超えてどこか息苦しさを感じる方が多い印象です。そう考えると、まさに今読むべき本だと感じました」(加治さん)
本を読み慣れていないメンバーにも配慮しつつ、Kubire Salonとして読むのに相応しい選書をした加治さん。一方で、やはり忙しい日常の中で、しっかりと読書をする時間を確保するのは難しいもの。
そこで、今回の読書イベントで話し合う内容を「はじめに」と「第1章 美」のみを対象とし、参加するハードルを可能な限り下げる工夫をしました。
Kubire Salon事前読書会_20250820.png 76.35 KB さらに、
Kubire Salonではイベント開催前の8月20日に「事前読書会」も開催 しています。事前読書会では
本を読む時間を確保するとともに、本の内容についてメンバー同士で話し合うことにも慣れてもらうことを目的にオンラインで開催 されました。
事前読書会は、前半はいわゆる「もくもく読書」の時間としてメンバーそれぞれが読書に集中し、後半はディスカッションの時間にあてられました。
Kubire Salon事前読書会_20250820.jpg 31.92 KB もくもく読書後のディスカッションでは本の感想で非常に盛り上がり、メンバーからも「楽しかった」という声があったといいます。加治さんはお仕事の都合で不参加というアナウンスでしたが、実は後半の時間には加治さんもこっそりと参加し、参加したメンバーのディスカッションを見守っていたといいます。
「どんな様子か気になってこっそり覗いてみましたが、盛り上がっている雰囲気でとても安心しました。
参加したあるメンバーさんの中には『昨日の段階でこの本を4周しました!』と話していた方もいて (笑)。私が想像する以上に熱心に楽しんでいる様子だったので、本番がより楽しみになりましたね」(加治さん)
加治さん・アバタローさんの「心に響いた言葉」とは?
加治ひとみさん×アバタローさん.jpg 959.89 KB アバタローさん(画像右) 今回のイベントは、日本最大級のオンライン読書コミュニティ「
Book Community Liber 」(以下、Liber)を運営するアバタローさんを招いた、オンラインコミュニティ同士のコラボ企画でもあります。LiberはKubire Salonと同じく
OSIROを導入してコミュニティを運営 しています。
今回は、Liberから生まれたライフスタイルブランド「
eUNoia essentials 」で発売されているデカフェ「ALMOND DECAF」も振舞われました。当日は同ブランドでチーフバリスタを務めるLiberメンバーでデカフェ専門店「
ナイトdeカフェ 」を営むリョータローさんが、店舗がある広島県から東京に駆けつけ、淹れたてのデカフェをメンバーに提供しました。
DSC07387.jpeg 7.48 MB イベントに先立ち、加治さんはアバタローさんがYouTuberとしての活動と並行し、Liberの中で読書会をはじめとする読書にまつわるさまざまなアクティビティを提供していることを紹介します。そのなかで、アバタローさんはご自身がコミュニティを立ち上げた経緯について、以下のように説明しました。
「私は2021年1月に『
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術 』(クロスメディア・パブリッシング)という本を出版しました。しかし、その時に“
アウトプットのやり方は分かったけど、その場所がない ”という声をいただきました。そこでOSIROに相談して立ち上げたのがLiberの始まりです。
本好きの方って深い思考や豊かな感情を持っていながら、意外とそれを自分の中に溜め込んでしまう人が多い んですが、それはすごくもったいない。そこでLiberは“本と仲間と出会えるアウトプットの遊び場”というコンセプトにして、仲間とともにアウトプットを楽しめる場としています。
皆さんも、ぜひ
本を読んだら“こんなことを言うのは間違いかも”とは思わず、まずは楽しむことを第一に考えて、自分が読書を通じて感じたことや心が震えたことを言葉にしてほしい と思っています」(アバタローさん)
今回の読書イベントでは、前回と同じくまず最初に加治さんとアバタローさんの対談により、本書の内容について深掘りされました。加治さんは本書で紹介されるシャネルの言葉と時代背景について注目したといいます。
DSC07517 (1).jpeg 3.94 MB 「シャネルが生きた時代は女性の役割や立ち位置、歴史的背景はかなり違い、ある意味で現代よりも『生きづらい時代』であったと思います。そのなかで、シャネルをはじめサルトルのパートナーだったボーヴォワールなど革新的な行動を起こした人たちは、苦しい環境を悲観するだけでなく、逆境すら原動力に変えてしまう強さがあったのだと思います。だからこそ、
その人の言葉を深く理解する時には、彼女たちが『どんな時代に生きたか』も大きな関係がある と考えています」(加治さん)
アバタローさんも加治さんの言葉に共感し「私自身が歴史が好きなのも、まさにこの部分にある」と語ります。
「20世紀のフランスの話をすると、女性の選挙権が認められたのは1944年。さらにいえば、既婚女性が一人で銀行口座も開設できるようになったのも1965年になってのことでした。結婚にも大きなお金がかかり『妻であること』がモデルとされ、生き方の選択肢はほとんどないような時代です。そうした時代の中で、
シャネルが本書にあるような言葉を発し続けてきたのは非常に勇気のあることであり、とても大きな意義がある と考えています。
そのような時代と比べれば、現代はかなり広い範囲で自由が保証されています。だから時折、かつて時代に逆らって声を上げ続けた人々の言葉を見て『私は何を怯えているんだ』と思えてくるんです。
『これほど自由な今、怯える必要はない。なんでも挑戦してみよう』。偉人の言葉には、そんな風に思える力が宿っていると思うんです 」(アバタローさん)
このような偉人の言葉とその時代背景の話題から、話題は加治さんとアバタローさんが印象に残ったシャネルの言葉へと移行していきます。以下に、それぞれがチョイスした言葉を一つずつ紹介します。
欠点は魅力のひとつになるのに、みんな隠すことばかり考える。 欠点をうまく使いこなせばいい。 これさえうまくゆけば、なんだって可能になる。 『ココ・シャネルの言葉』(山口路子著、大和書房、2017年)、p.36-37『「欠点」こそ魅力』より
まず加治さんがチョイスしたのは上記の言葉。その理由を以下のように説明します。 「じつはちょうど今も喘息で免疫力が落ちてしまっているのですが、私は幼少期からアトピーやアレルギー、蕁麻疹、喘息持ちで、本当に体が弱かったんです。体が弱いと心の免疫力も落ちてしまって、誰かとコミュニケーションを取るのも億劫になってしまうほどでした。心も体も不健康で過ごすしかなく、自信が持てない部分が多かったんです。 でも、体が弱かったことが逆に腸活に取り組むきっかけになって、お仕事や本を書く機会に恵まれました。そして、私のメッセージが人に届き、こうしてコミュニティまでつくれている 。そう考えると『欠点は魅力のひとつになる』というのはまさにそうだなと思いました。 皆さんとお話していても『自分に自信が持てない』と発言をされる方は多いです。でも、ネガティブに考えること自体は悪いことじゃない と思っています。危機を察知して次に向けた戦略を立てる上では、むしろ必要なこと。でも、行動はぜひポジティブにしていっていただきたい です。そんな自分のメッセージも込めて、このシャネルの言葉を選ばせていただきました」(加治さん) では、アバタローさんが印象に残った言葉はどのようなものでしょうか。アバタローさんは「私は女性ではないので恐縮ですが......」と前置きしつつ、以下の言葉を紹介しました。
女性は強さではなく弱さを楽しまなくては。 『ココ・シャネルの言葉』(山口路子著、大和書房、2017年)、p.44-45『強さを隠すということ』より
「これは理屈抜きで素敵だと思いましたね。強い人は尊敬されるけれど、弱い人はそれはそれで愛されるんじゃないかと思っていて、とても大事な考え方だと感じました。私が仲良くしている人たちの顔を思い浮かべても、彼ら彼女らは強い人というより、弱さを抱えながらも静かに頑張っている人が多いです。これは男女関わらず、愛されるポイントを持っている人に共通することだと思います。だからとても共感しました。注目したいのは『弱さを見せる』ではなく『弱さを楽しむ』と表現されているところ 。とても前向きで素敵だなと思いました。私は日本の金継ぎという文化 に惹かれていて、これは割たり欠けたりした器を金で継ぎ、新しい美を生むものです。まさに『弱さや欠点を魅力に変える芸術』だと思うんです。そういう美意識に、私の心はとても響く んです」(アバタローさん)
自分の「感動」や「内面」を言語化すること
DSC07534 (1).jpeg 3.92 MB 加治さん・アバタローさんがそれぞれの印象に残った言葉をシェアした後、話題は「アウトプット」へと移ります。
事前読書会やKubire Salonが日々オンラインで開催している朝活イベントでの会話で「内面を見つめるのが苦手」と悩むメンバーも多いことからも、お二人がどのようにご自身の内面と向き合い、言語化をしているのかについて紹介されました。
“本と仲間と出会えるアウトプットの遊び場”を掲げるLiberを主宰するアバタローさんは、アウトプットのコツには「遊び心が必要」と説きます。
「一足飛びにはいかないと思いますが、Liberのメンバーによくお伝えしているのは
『技術よりも遊び心』 という言葉です。英語学習を例にすれば、『正しく発音する』『文法を間違えないようにする』を気にしすぎるあまり、かえって話せなくなることがありますよね。
言語化もそれと同じで『上手にやろう』とか『間違ったことを言わないようにしよう』と思うと萎縮してしまいます 。でも、上手にやろうとしなくていいんです。それよりも
まずは『人と過ごす時間を楽しむ』という気持ちで臨む方が良い と思います」(アバタローさん)
加治さんもアバタローさんの言葉に共感しつつ、「
まずは些細なことから積み重ねていくと同時に、話す相手のことも考えることも大切 」と語ります。
「私は職業柄、人前で話す機会が多いので、圧倒的にアウトプットの場が多いというのもありますが、皆さんも
まずは『なにが心に響いたのか』『自分はどう解釈したのか』を、まずは身近な人に伝えてみる。これを習慣にするのが良い と思います。
それから、私はラジオやイベントに登壇することも多いので、
ゲストとして来てくださる方やイベントの来場者の方々の年代やトレンド、表現の仕方を徹底的にリサーチするようにしています 。
例えば、20代なら世代の文脈を踏まえて『メロいってなに?』と言葉を調べたりもします(笑)。でも、こういったことはとても大切で、その世代の言葉や心の流れを理解して登壇すると、暗記ではなく想像から言葉が出てくるようになります。なので、
言語化は内面を向き合うと同時に相手を知るということでもあるので、相手のことをとにかく丁寧に調べ、敬意を持って臨むようにしていますね 」(加治さん)
Kubire Salonでは「
今後の読書会を含め、参加したメンバー全員がアウトプットがしやすい場づくりが大切 」という考えを共通認識にしていくといいます。そのため、Kubire Salonでは以下のようなルールを設けると説明されました。
Kubire図書部(Kubire Salonの読書に特化した部活動)のルール ・他の人と比べない ・他の人の意見・思想を否定しない ・自分のインスピレーションのまま話してみる ・今の自分から出てきた言葉を楽しんでみる正解を探さない!恐れない!
今回は初めての読書イベントのため、本の中で印象に残った言葉や感想のシェアは記名・匿名を選べるフォームから募集し、寄せられた感想を加治さん、アバタローさんのコメントとのともに楽しみました。
読書イベントはメンバーにとってどんな体験だったのか?
DSC07472 (1).jpeg 11.58 MB Kubire Salonとして初めて課題図書を設定した読書イベントとなった今回。印象に残ったのは加治さんやアバタローさんのお話に頷きつつ、それぞれが隣のメンバーとも内容について感想を話し合う姿が見られたことでした。
読書や読書会に慣れていないメンバーでも参加しやすいようハードルを下げつつ、本を存分に楽しめるような動線をつくる。そのような段階を踏んだイベント設計により、当日は盛況のうちに終了しました。
では、参加したメンバーは具体的にどのような感想を持ったのでしょうか?イベント終了後、メンバーの方に話を聞きました。
Kubire Salonメンバーの声(抜粋) akaneさん 私は普段から本を読むわけではありませんが、思い立ったら読むので嫌いではないんです。最近はなかなか本を読む時間がなかったのですが、今回のイベントのように課題図書を設定し、同じ本をみんなで読んで感想が言い合えるのはとてもよかった です! 今日は特にかぢちゃん(加治さんの愛称)のお話を聞きながら、隣に座っていたメンバーと「この言葉いいよね!」と感想を話し合っていました。とても楽しい経験でした! ひとみちゃんさん 私は普段エステの仕事をしていて女性と関わることが本当に多く、1対1でコアな関係性を築く必要があります。美容は人生に関わることなので、お話しする機会はとても多いのですが、やはり社会に出てから自分に自信をなくし、性格や内面を隠してしまう女性が多いんです。 けど、自分自身を抑圧してしまうのは、自らを「自分に価値がない」と切り捨ててしまっているようなものです。私は美容を通じて自分自身の気持ちをしっかりと言えるよう、自信を持てるお手伝いがしたいと考えています。 そういった点では、Kubire Salonでの読書の考え方や、今回のイベントで話し合われたことにはとても共感しました 。女性の方は読書が苦手という方も多いので、そういう観点をまず私が言語化して相手の方に伝えていこうと思いました。あおいさん まず、事前読書会があったのはとてもありがたかったです 。今回のシャネルの本は比較的ページ数が少ない本だと思いますが、それでもやはり「読むぞ!」というきっかけがないと、私はなかなか一気に読めないんです。「もうすぐイベントの日が来る。でも、まだ読んでない!どうしようどうしよう...」っていう時に、事前読書会がありオンラインでもそこに集まってみんなで読む。それと、やはり読んだ後に感想を言い合える時間もあり、顔出し不要で声だけで気軽に意見交換ができたのもとても良い体験 でした。 私は「自分の価値観の外側にある価値観」に触れられるところが、読書会のいいところ だと思っています。今回のイベントを通じて、そういう機会をもっと増やしたいと思いました。自分から言えるかは分かりませんが、これをきっかけに自主的に月1回程度で読書会イベントを立てられたらいいなと思っています 。
オンライン参加のメンバーの声(抜粋) ERIKOさん イベントで皆さんもお気に入りの言葉にあげていらっしゃいましたが、私もアバタローさんがチョイスしていた『女性は強さではなく弱さを楽しまなくては。』はとても印象に残る言葉でした。 私は強い女性のイメージに惹かれるところがあって、いつもブレないかっこいい女性には憧れるものがあります。しかし、まさにそのような女性であるシャネルから、弱さは別に見せてもいいし楽しむもの、と語られているのはとても興味深く感じました。 同時に、同じ言葉を選んでも捉え方の違いがあるのはとても勉強になりました。一つの言葉であっても解釈の仕方が違ったり、私と違う視点から意見が聞けるのは気づきが多く、そういった点は読書会の魅力であり、おもしろさだと思いました 。Kazueさん 私の場合、あまり読書に慣れ親しんだ生活を送ってこなかったのですが、このイベントを通して『本って楽しいんだ』と思えたことが、自分の中では発見であり、とても嬉しいものでした 。 以前の私だと結構活字を読むと眠くなってしまって(笑)。そこまでは読書に没頭しきれずになんとか読むという状態でした。でも、今回のようにみんなで話し合い、理解を深める機会があるのは、とても有意義で楽しい体験でした 。 「一人で読む」と「みんなで読む」とでは、本の読み方も変わると思っていて、少し難しい本を読んで感想を言い合ったり、逆に私が知らない言葉が飛び交ってそこで勉強になったり、というのもあると思います。もう少しだけレベルを上げた本を読むのも楽しそうだと思いましたね 。
このように、本を通じて自身の内面を語り合い、言葉への理解を深め合う体験は、リアル/オンラインに限らず非常に有意義な時間をすごすアクティビティとなります。
そのような「ブッククラブ」の取り組みは読書会に限らずさまざまあり、コミュニティ運営を盛り上げる取り組みの一つとして実装可能なものです。Kubire Salonはそのような取り組みの素晴らしいモデルケースといえます。
Kubire Saloneでは、2025年10月12日(日)まで、第3期生となる新メンバーを募集しています。 「なりたい自分をみつけ、なりたい自分に変わる」をコンセプトに、『心・美・体』を整え磨いていくために必要な出会いの場、学び、情報を提供しているKubire Salonでは、身体の美しさと同時に、心の美しさを磨くさまざまなアクティビティが楽しめます。
美しさを求め、心の豊かさも培う場、ぜひご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください。
詳細・入会はこちら▼ https://kubire-salon.com/about
加治ひとみさん 夢を諦めきれず東京ガールズオーディションに応募し、アーティスト部門グランプリを受賞。 28歳というアーティストとしては遅咲きのデビューを果たす。 長年続けているピラティスと「腸活」で鍛え上げた健康的でヘルシーな「かぢボディ」は、女性の憧れとして圧倒的な存在感を放ち各メディアに取り上げられ、腸活の火付け役として知られる。 食の知識と料理の腕は本格的で、モデル・美腸プランナー、ナチュラルフード・コーディネーターの資格を持ち、2022年12月には予約数年待ちという自律神経の名医・小林弘幸医師と「自律神経×腸活」のアプローチで、心や体を健やかで美しく、心地よく保つための習慣をぎゅっと詰まった一冊「かぢ習慣」を共著で出版。 ボディメイキングだけでなくファッションやメイクも話題となりモデルとしても活躍中。加治ひとみさんInstagram 加治ひとみさん Official YouTube Channel
アバタローさん YouTubeにて「難解な名著をラジオ感覚で楽しめる書評チャンネル」を運営中。2020年1月に大ブレイクを果たし、本格始動からわずか1年半で登録者数20万人を突破。2025年9月現在の登録者数51.2万人と、人気チャンネルに成長している。 2021年9月には「本と仲間と出会える、アウトプットの遊びの場」をコンセプトとしたオンラインコミュニティ「Book Community Liber」を立ち上げ。2024年にはコミュニティメンバーとともにライフスタイルブランド「eUNoia essentials 」の立ち上げを手掛けるなど、共創の取り組みにも注力している。 著書に『人生を変える哲学者の言葉366』(きずな出版)、『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』(クロスメディア・パブリッシング)がある。アバタローさんYouTubeチャンネル Book Community Liberの詳細・入会はこちら▼ https://bc-liber.com/about
OSIROでは、オンラインコミュニティの立ち上げから運営に関する豊富な支援実績のもと、立ち上げ時のコミュニティ設計、運営までサポートいたします。 また、書籍や読書を通じた新たな価値提供のあり方を検討する読書会やブッククラブの主宰者、出版社や書店、著者・クリエイターの皆様に向けて、オンラインコミュニティを活用したブッククラブの立ち上げ支援をしております。
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オシロ代表・杉山博一による連載『偏愛物語』(note)にて、ブッククラブの情報を発信中! 本や読書にまつわるアクティビティを指す「ブッククラブ(読書会)」は現在、世界的にも大きく注目されています。オシロ代表・杉山博一がnote内に投稿する連載『偏愛物語』では、ブッククラブ(読書会)のトレンドやそのあり方について発信しています。 ブッククラブ(読書会)関連の記事一覧はこちらから!