オシロ株式会社は、2023年8月7日にアトリエ(オフィス)を代官山から表参道に移転しました。
同じ渋谷区内ですが、慣れ親しんだ代官山から、表参道へ。
ビルは、4階建てからとても立派になりました。
オフィス移転に込めた想い
当社では、一箇所に集まってプロダクトを開発しサービスをつくる、出社型チームワークスタイルを重んじています。出社型の利点を活かして、もっともっとクリエイティブでありたいと思っています。
そのためには何が必要か?
私たちが出した答えは、
「天井の高い空間」と
「狭く閉ざされた茶室のような空間」の両方でした。
この2つを実現するべく、建築家青木淳氏設計のオフィスビルを契約し、天井高5メートルの空間を手に入れました。そして、オフィスフロアの中に必要最小限の建物を建てることに挑戦したのです。
天井が高い空間では、アイデアや発想に限界を作らず、より創造的になれるように。
閉ざされた空間では、限られた時間で物事を決めて、決断力を高められるように。
ミーティングルームは、閉ざされた空間を実現するべく、タイニーハウスを建設するぞ!と決めました。
タイニーハウスといえば?タイニーハウスビルダーである竹内友一氏(
Tree Heads & Co. )へ依頼させていただきました。
オフィスフロアにタイニーハウスを建設したい。
実現したい想いもたくさんある。
竹内氏は、工期も詰まっているなか私たちの想いと依頼を快く受けてくださいました。そして、試行錯誤の末、美しいタイニーハウスをビルドしていただきました。本当にありがとうございます。
見てください、この美しいタイニーハウスたちを。
ペンキ塗り前のタイニーハウスタイニーハウスは未塗装で納品いただきました。仕上げは、オシロ社恒例のDIYペンキ塗りです。社員はもちろん、株主や友人にもお手伝いいただきます。
2023年8月7日新アトリエ(オフィス)初日の朝
オフィス移転のコンセプト
「よりクリエイティブに」1.天高5メートルの空間 高い天井でクリエイティビティを発揮する。新オフィスの天井の高さは約5メートル。一般的なオフィスビルの天井高が約2.5メートルなので、2フロア分の高さがあります。
天井の高い空間はクリエイティビティを発揮しやすいという研究結果があり、「カテドラル効果」といわれています。われわれが天井の高い空間にオフィスを構えることで、より一層創造性あふれる組織になると考えました。
2. 会議室をタイニーハウスに高い天井の利点を活かし、オフィスのフロアにタイニーハウスを6つ建設しました。
会議室として使うタイニーハウスのコンセプトは、「小さなお城」。
狭い空間は決断するのに適していると言われていることから、使用用途に合わせて不快にならない最小の面積を追求しました。会議を最短で行えたらそれは発明になるかもしれません。
出入り口は「茶室」をイメージし、狭く低くしてあります。軽く礼をして入る高さにすることで、メンバー同士を自然とリスペクトし合える設計にしています。どんな方であろうと頭を下げて入る茶室のコンセプトと、当社の「クリエイターリスペクト」というコアバリューを体現しています。
タイニーハウスはオフィスのエントランス側と執務スペース側とを隔てる役目にもなっているため、小屋の側面をガラスにすることで空間を狭く感じさせない工夫にもしています。
内外装未塗装で納品いただき、これから社員と株主でペンキ塗りの予定です。
今後のクリエイティブ成長においても、ビジネスモデルだけではなく「カルチャーモデル」を確立することで強固な組織をつくり、さらなる事業成長を遂げていきたいと思います。
コミュニケーション力やクリエイティビティを最大限に発揮することで、クリエイティブでボンドな(強い)組織をつくり、唯一無二の事業創出により一層励んで参りたいと思います。
<新アトリエ(オフィス)住所>〒150-0002 渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第二ビル 8階
※電話番号に変更はありません。本件に関するお問い合わせ
オシロ株式会社 広報担当
E-mail : pr@osiro.it