関連記事: 2週間で300席が完売!「体験・体感し、アウトプットするウェルビーイングフェス」が生まれた背景 Women’s Wellbeing Fes 2025 主催者インタビュー
「自分の幸せをアップデートし、人生を心から楽しみ生きていくフェス」
DSC07696.jpeg 8.45 MB「自分らしい幸せ」とはなにか?
その問いに対して、明確な答えを示すことは非常に難しいものです。特に女性にとって、価値観や生き方の多様性が広がる現代は、言い換えれば「基準のなき時代」ともいえます。人生を歩む中で生まれるさまざまな選択肢を自分の意志で決め、「自分らしさ」を獲得する必要がある一方で情報や比較対象が無数にあり、気付かぬうちに「誰かの正解」に追従してしまったり、他者と比べて劣等感を覚えてしまうこともあるためです。
そのような中で開催された「Women’s Wellbeing Fes 2025 〜わたしの幸せを見つける 女性のためのウェルビーイングフェス〜」は、初開催ながら募集開始から数日で当初予定していた定員に達し、急遽追加募集を行うほどの異例の盛況ぶりとなりました。
本イベントの興味深い点は「
体験・体感」を主眼に据えられていること。
イベントの募集ページのプログラムをみるとゲストを招いた講演が予定されているものの、ただ「話を聞く」だけではない意図を感じました。
ウェルビーイングを「体験・体感する」とはどのようなもので、またそこから
自分の「幸せ」を見つけるとはどのようなものなのでしょうか。そんなイベントの姿を確かめるため、実際に現地を訪ねました。
ウェルビーイングのあり方を体現する会場の一体感
開場前に現地に入り、第一印象として覚えたのは「一体感」でした。本イベントの運営メンバーはICOREのメンバーやLilynageのスタッフ有志によって結成され、半年以上前から企画を練り、それぞれの得意分野を持ち寄り準備を重ねて当日を迎えました。
DSC07872.jpeg 9.55 MB主催者である美玖さん、Lilyさん、登壇者の方々、そして運営メンバーの一人ひとりが当事者であり、イベントを楽しんでいる。そのような姿が印象的でした。
それぞれが自分らしさを活かして活躍する場があり、真剣ながらも笑顔が溢れる。イベントが始まる以前から会場全体に包まれる雰囲気は、まさにウェルビーイングを体現するものに感じました。
DSC07904.jpeg 10.26 MB開場から間もなくほぼ満席の状態となり、開場はより一層の活気に包まれます。なかには関西・中国地方から会場に駆けつけた参加者も。本イベントの期待度の高さが伺えます。
DSC07930.jpeg 8.55 MB定刻になり、ついにイベントがスタート。大きな拍手とともに美玖さんとLilyさんが登壇すると、開場はより大きな活気に包まれました。
DSC08410.jpeg 612.16 KBLilyさん(株式会社Lilynage 代表)
Lilyさんは会場の活気に驚きつつ、参加者の方々へ言葉を投げかけました。
「女性の幸せについて考えるために、これほど多くの方々が同じ会場に集まることは早々ありません。記念すべき初開催の場にこうやって集まっていただけたことを本当に感謝しておりますし、ドキドキしております(笑)」(Lilyさん)
DSC07962.jpeg 1.23 MB安藤美玖さん(株式会社 ICORE 代表)
美玖さんも会場全体を見渡しつつ、今回のイベントへ込めた想いについて、以下のように語りました。
「半年前から準備をして来ましたが、あっという間に今日という日が来ました。皆さんがどんなふうに来てくれるのかなとか、どういう笑顔でこの景色が見れるかなっていうのを、すごく楽しみにしてました。今日は皆さんが主役、みんなが主役のイベントにしたいと思っています。
ウェルビーイングは『自分の中での良い状態』を指しますが、その『良い状態』は掴みづらいものではないでしょうか。今は女性の生き方、働き方の選択肢はとても広がっていて、同時に迷うことも増えていると思います。「自分にとっての幸せってなんだろう?」「自分はどんな生き方/働き方がしたいんだろう?」と考えても、なかなか答えが見出せない。
今日このイベントを開催したのは、
誰かに決められた『幸せのテンプレート』を受け入れるのではなくて、自分にとってのウェルビーイングや幸せを、改めて知って、感じて、自分で選んでいく。そして、それを叶えていくイベントにしたいと思っています。ぜひ皆さんと一緒に自分の幸せと向き合っていただきたいと思います」(美玖さん)
現代女性のウェルビーイングを形づくるエッセンスを紐解く
DSC08104.jpeg 5.62 MB及川美紀さん(一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事/一般社団法人Toget-HERの代表理事/一般社団法人MASHINGUP理事)
株式会社ポーラの元代表取締役社長であり、現在は女性リーダーの育成やダイバーシティ&インクルージョンをテーマに活動されている一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事の及川美紀さんが登壇されました。
及川さんは『わたしのウェルビーイングってなんだろう?』をテーマに、ご自身のキャリアと人生の決断を振り返りながら、一過性の感情ではなく人生を豊かにする「ウェルビーイング」の実現に大切なエッセンスを語りました。
及川さんがまず提示したのは「ウェルビーイングの持つ力」について。及川さんは
ウェルビーイングは瞬間的な喜びではなく、長い時間軸で振り返った時に幸せを実感できる「長期的な幸福」であると語ります。その道のりには必ず小さな苦労や「ちょっと残念なこと」がありながらも、ウェルビーイングにはそれらを跳ね飛ばすパワーがあると説明しました。
そして、
ウェルビーイングな生き方を実現するための第一歩は「そんな生き方がしたいと考え、それを言葉にすること」と語ります。
「そうすることで、あなたは『ウェルビーイングの池』にポチャンと落ちます。そこには同じような思いを持つ仲間たちがいて、少々残念なことが起こっても一緒に励ましてくれたり、一緒に泣いてくれたり、一緒に前に進むパワーを与えてくれたりするんです」(及川さん)
及川さんは、この「池」を少しでも大きくして最後には皆で「海」にすることを野望だと語りつつ、「今日この場に来ているだけでも、私たちすでにウェルビーイングの仲間です」と、参加者一人ひとりに心強いメッセージを投げかけました。
ポーラの代表取締役社長を退任した後、現在
ジョブレスで活動されている及川さんの生き方は、ウェルビーイングを求める私たちに具体的な示唆を与えてくれます。及川さんはこのようなキャリアの節目を迎えた際「一切の恐れなく次の世界に踏み出せた」と語ります。
その理由は、組織での仕事とは別に「ウェルビーイングな世の中をつくりたい」というもう一本の柱を持つことで、仕事と人生の柱が網の目のようにつながったからだといいます。
及川さんは「好きなことや趣味でも何でもいい。仕事や家族といった、必ず縛られるものの他に、自分が主体的に関わりながらやっていける世界をぜひつくってほしい」と呼びかけました。
DSC08128.jpeg 9.06 MB話は本講演の核心である「
現代女性のウェルビーイングに欠かせない自己決定権の獲得」へと移ります。及川さんは、どのような生き方や生活を送るにしても「自分自身がそう決めた」という主体性が最も重要であり、「『本当はやりたくないけど仕方なくやっている』という状況から脱することを目指すべきだ」と語ります。
この自己決定を支える土台として、及川氏は「
長期的な経済的自立」の大切さを説きます。経済的バックグラウンドがあるからこそ、人生の選択肢が広がり、自由に「自己決定」が可能になるからです。
及川さんはこの主体的な生き方のヒントとして、及川家が大切にしている「なせばなる。そんときゃしゃーない。ほこりじゃ死なない」という家訓と、茨木のり子さんの詩「倚りかからず」を紹介しました。この詩は「できあいの思想や権威に倚りかからず、自分の耳目、自分の二本足のみで立っていて、何不都合なことやある」と語りかけます。この家訓と詩は、他者の評価や社会の通念に囚われず、「頑張って失敗しても、そんときゃしゃーない」と自分を許し、自分自身で立つことの重要性を優しく説くものでした。
また、日本の女性が能力を最大限に発揮できていないのは、圧倒的な「経験不足」が原因であると指摘し、無意識のジェンダーバイアスによって経験の機会が制限されてきた歴史があることを示唆されました。
「もし今『私なんて』と思うことがあったら『経験がないんだ。なら積んでいけば大丈夫だ』と思ってください。
一番言いたいのは、性差よりも個人差だということです。女性だから、男性だからというよりも、個人の差の方が大きいんです。得意不得意は誰にでもあると思います。私はどんなに練習しても歌が上手く歌えない。けど、話すことはできる。そういうものはあるんですね。
「得意技」には個人差がありますよね。それと一緒なんです。性別というものにとらわれずに、個人の得意不得意や好き嫌いみたいなものをより深く考えていくことで、『自分の耳目、二本足のみで立って』という世界がやってくるんじゃないかなと思います」
そして、自分以外の誰かに時間を取られがちな女性の生活に対し、「
手をかけることだけが愛情ではない」と語ります。手間を抜いて効率化を図ることは、愛情を抜くことではなく、「自分を慈しむ時間や相手を許す時間をつくるための大事な手間抜き」なのです。
最後に、及川さんは
経済力、健康、そして新しい価値観を築く仲間、これらすべてがより糸のようにつながり、ウェルビーイングを形づくっていることを強調しました。及川さんは「主体的経済力を手に入れながら、自分のわがままや自分勝手なことも許しながら生きていってほしい」とエールを送り、ウェルビーイングの海を共につくる活動への参加を改めて呼びかけ、セッションを締めくくりました。
心身両面から自らと向き合い「幸せ」のあり方を知る
DSC08352.jpeg 3.38 MB続いてのセッションでは、再び美玖さんとLilyさんが登壇。『わたしの幸せのカタチを見つけよう』をテーマに、心身の両面から自身の幸せと向き合うワークが実施されました。
本セッションではまず、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)で女性のキャリアとウェルビーイングについて研究してきた美玖さんによる「幸せ診断」から始まりました。
美玖さんは同大学院の名誉教授であり、幸福学の第一人者である前野隆司さんのもとで学びました。今回の「幸せ診断」も、前野教授が提唱する「
幸せの4因子」に基づく16の設問に回答し、健康診断を受けるように自分の心の状態を診断していくワークシートです。
DSC08281.jpeg 10.33 MB幸せの4因子を構成するのは、
「やってみよう」因子(自己実現と成長)、「ありがとう」因子(つながりと感謝)、「なんとかなる」因子(前向きと楽観)、そして「ありのまま」因子(独立と自分らしさ)。この診断を通じて、参加者は自身の中でどの幸せの要素が強いのか、あるいはまだ伸ばせる余地があるのかを把握し、隣同士で自身の診断結果をシェアし合うことによって、自分が幸福を実感する要素を確かめ合いました。
続いて、Lilyさんが提供するメソッド「
リリナージュ®︎」から、
幸せを身体で体感するワークが実施されました。
まず、目をつぶり、30秒間、普段は意識しない会場の音に耳を澄ます聴覚のワーク . そして、会場に漂うアロマの香りに集中する嗅覚のワーク。日常の中で立ち止まり、五感を研ぎ澄ませるこれらの行為が、リラックスを促し、幸せホルモン(セロトニン)の分泌を助けるのです。
心身の緊張をほぐしたところで始まったのが、触覚のワーク。これは会場で無償配布されたLilyさんのオリジナルクリーム「
RU:KRM(ルクルム)」のサンプルを用いて、肌に触れていくというもの。
DSC07811.jpeg 7.03 MBLilyさんは「
肌に触れるという行為が、体内で自分自身への信頼を築くホルモン(オキシトシン)を分泌させ、頭の中にある自己概念と自分を受け止める力を活性化させる」と説明しました。
心身で自身の幸せのカタチを実感した本セッションでのワークは、最後にNTTコミュニケーション科学基礎研究所の上席特別研究員 渡邊淳司さんから提供された、26種のウェルビーイングの要因が描かれたシールを使い、自分が最も大切にしていることを直感で選び、再び隣の参加者とシェアするワークが行われました。
内省と身体的な体験を経て、最終的に「今の自分が何を求めているか」を可視化し、対話を通じて言語化していく。この一連の流れは、ウェルビーイングを知識としてだけでなく、仲間と共に育む「身体の習慣」として落とし込むための、深く考え抜かれた構成となっていました。
自分自身を「人生の主役」とする、豊かなウェルビーイングのかたち
DSC08551.jpeg 6.9 MB(画像左から)Lilyさん、安藤美玖さん、野口沙貴さん(合同会社Entrada 代表)、中山晴菜さん(株式会社Sunny Tech 代表)
次のセッション「わたしの幸せは、わたしが決める」では、美玖さん、Lilyさんに加え、ゲストに野口沙貴さん、中山晴菜さんの2名がゲスト登壇し、ウェルビーイングの追求における他者との比較ではない、一人ひとりが自己決定のもとに見出す「幸せのかたち」について、会場全体で意見が交わされました。
DSC08593.jpeg 632.15 KB登壇者たちが口を揃えて指摘したのは、多くの女性が無意識のうちに、社会的通念や「こうすべき」という内なる縛りに囚われている実態です。
デトックス美容家として活躍し、現在合同会社Entrada代表、一般社団法人栄養心理ウェルネスAcademyの理事を務める
野口沙貴さんは、自身の活動を「そうしなきゃとか、こうすればっていう
『Have to』で生きるのではなくて、私がこうしたいという『Want to』で生きる女性を日本に増やす」ことと説明します。
一方で、野口さんは「かつては自分も他者からの承認やステータスといった外部の要素に依存していた」と振り返ります。特に恋愛関係では内側の不安を埋めるために、目に見える肩書きや他者との関係性に過度に執着してしまっていたため、他者に依存し、振り回されていたといいます。
そのような状態は「ウェルビーイングを阻む最大の要因」であると語ります。現在は、この依存から脱却し、内側から満たされる感覚を追求することに最高の幸せを見出していると語ります。
DSC08604.jpeg 423.63 KB株式会社Sunny Techでは代表取締役を、株式会社ターン・アンド・フロンティアでは取締役を務め、登録者数11.7万人(2025年12月1日時点)のYouTubeチャンネル『
はるな / いまさらチャンネル』を運営する
中山晴菜さんも、かつて「キャリアとライフイベントの両面で、社会的な『こうすべき』という固定観念に縛られていた」と語りました。
また、中山さんは本イベントでのセッションを通じて、現在役員として活躍する自身を内省しつつ、「仕事でもどこかマネジメントをしていないと自分の価値は下がる」という強迫観念があり、「自分を証明するものになっていた」肩書きに固執する時期があったと振り返ります。
ゲストのお二人からの経験談がシェアされたところで、参加者からの意見も募ったところ、「何歳までに結婚・出産すべき」「安定した仕事を辞めてはいけない」といった、数多くのHave to(しなければならない)が共有され、多くの人が外部の基準に苦しんでいる現状が浮き彫りになりました。
DSC08589.jpeg 6.48 MBこの
縛られた状態から脱却し真のウェルビーイングを獲得するためのカギは、自分の本心に気づき、それを選択する「自己決定」です。
美玖さんもかつての自身は「親が喜ぶだろうと思ってレールを歩いてきた」が、離婚という大きな人生の節目に退職・上京と大きな決断をした時に初めて「喜ばれないかもしれないけど、あの時初めて『私はこうしたい』と思って歩み出した」と、自己決定の瞬間を述懐します。
この自己決定を可能にするための前提として、「知ること」の重要性が語り合われました。美玖さんは「
知らないと選ぶことはできません。幸せの自己決定は『知る』『感じる』『選ぶ』が大切ですが、さまざまな選択肢や機会があると知っているからこそ選べるものです」と強調します。
では、他の登壇者の方々は「わたしの幸せ」をどのように定義しているのでしょうか?
野口さんは現在の幸せを「常に『未来の自分ごっこ』をしてるんですよ」と表現しました。
理想の自分を演じ、その状態を先取りすることで、常にワクワクと満たされた状態を自らつくり出しているのです。
Lilyさんは「私自身は、もともと幸せのハードルが低くて、結構なんでも幸せと思えるタイプでした。でも、やっぱり自分が良いと思えることを人と分かち合える実感がある時、やっぱり私は幸せだなと思います。私は今、リリナージュ®︎という自分自身を大切にするためのメソッドを提供していますが、それを続けて
少しでも多くの女性が幸せを実感できるような世界をつくりたいと思っています。それが私にとっての幸せだなという気持ちが、今日アップデートされてきました」と語ります。
美玖さんは「
私も自分自身が喜ぶ人生で、みんなが幸せになれるっていう道を、ずっと歩んでいきたいと思いました」といい、他者を大切にしながらも、自分自身を人生の主役とする、豊かなウェルビーイングのかたちを宣言しました。
このセッションは、登壇者や参加者が「本当にどうしたい?」という本心に正直になり、「誰の許可もなしに挑戦したい」という願いを共有する場となりました。互いの「自己決定」を尊重し、ともに考え、連帯することで、一人では難しい「幸せのテンプレートからの脱却」を可能にする力を持っていることを実感するものとなりました。
会場の誰もがウェルビーイングを体感し、未来への一歩を踏み出す1日
DSC08884.jpeg 9.05 MB登壇者のセッション、ワーク、そして登壇者と参加者それぞれが自身の考えをアウトプットし合うスタイルなど、さまざまなアプローチからウェルビーイングや「幸せ」のあり方を語り合うものとなったWomen’s Wellbeing Fes 2025。
本イベントはまさに「自分の幸せをアップデートし、人生を心から楽しみ生きていく」ための多くの気づきをもたらし、同時にこの会そのものがウェルビーイングを体現するものでした。このような本イベントの素晴らしい理念・コンセプトに共感し、オシロは協賛のかたちで応援していました。クロージングセッションでは、OSIROを導入し「ICOREリンクスサロン」を運営する美玖さんから、OSIROのサービスについてご紹介いただきました。
WWFチラシ面裏.png 645.26 KB会場ではオシロを紹介するチラシも配布させていただきました。
イベントの締めくくりとして、美玖さんとLilyさんからメッセージカードへの記入が呼びかけられました。この日、この空間であったことを「一つの体験」に終わらせるのではなく、本イベントを通じて得た気づきや学びをウェルビーイング実現への「はじめの一歩」とするために、一人ひとりの心に芽生えた情熱や決意を、メッセージカードに言葉として残していくためです。
DSC08936.jpeg 3.5 MBただ話を聞くだけでなく、会場にいるすべての人がウェルビーイングを考え、体感し、未来への希望を見出せる場。誰もが熱い想いを芽生えさせ終会を迎えた本イベントは、まさに生協のうちに幕を閉じました。
本イベントの終了は、参加者の方々にとっての「始まり」を意味します。セッションやワーク、アウトプットにより体験・体感したウェルビーイングがかたちとなっていき、そして他の女性へと広がっていくことにもなっていくでしょう。
Women’s Wellbeing Fesはすでに来年度の開催も決定しているとのこと。本イベントの発展、女性のウェルビーイングを語り合い、助け合うコミュニティが育っていくことは、日本社会全体がより良いものとなっていくのを意味します。
オシロは、今後もWomen’s Wellbeing Fesおよび女性のウェルビーイング実現に向けた取り組みを、コミュニティの力で支援して参ります。
Women’s Wellbeing Fes 2025 参加者の声
参加者の方々は本イベントでどのような感想を持ったのでしょうか。終会直後の生の声をお聞きしました。
参加者の声
フクズミさん
フリーランス、ICORE 10期生
ーー今回のイベントのご感想をお聞かせください。
私自身、美玖さんがやられてることにすごく興味があり、今年からウェルビーイングについて学び始めました。美玖さんは女性のウェルビーイングを学ぶために大学院に通い、前野隆司先生から直接学んでいて、普段からたくさんのことをシェアしてくださっています。
今回も「自己決定」をはじめ、ウェルビーイングを考えるうえで大切なワードをたくさんいただけたので、新たな視点を得られたのと、やはり自分の「幸せ」は自分で決めていくことの大切さを改めて感じた経験となりました。
ーー今回の学びや発見について教えてください。
今日のワークでは、今の自分の状態を知ることができたのは本当に良い機会だったと思っています。今まで私は「自分が選ばれなきゃ」とか「自分がすごい人にならなきゃ」と、自分が前に出て人に影響を与える立場だと思って、数年来自分の活動をやってきたつもりでした。しかし、私はシールを貼るワークの中で「応援」を選んでいました。
今回のイベントでは「本当はどうしたいのか?」という問いかけがよくあったと思うのですが、その中で私の中に浮かび上がってきたのが、自分は誰かに影響を与えるよりも、同じビジョンを持ってる方を応援してる自分が好きで、そんなところに幸せを求めていると気づきました。
自分を省みることは一人でもできると思いますが、今日のように大勢の方々が幸せの価値観や幸せへの考え方を浴びると、「たしかにそっちの方が楽しいかも」といったように、自分だけでは思い至らないことに気づくことができました。ウェルビーイングは一人で叶えるものではなくて、多様な他者がいる中で自分のウェルビーイングに気づいたり、高めていくようなものなのかもしれない。そんな学びがありました。
これまで、私は「まずは自分自身がウェルビーイングを体現していくことが大事だ」と思っていました。しかし、本イベントを通じて、ウェルビーイングに興味があり、学んでいる自分だからこそ、私だけじゃなくて一人ひとりのウェルビーイングを叶えていけるようなサポートや学びを提供したり、広めていくことに力を注げていけるようになりたいと思いました。
えりさん
フリーランス、ICORE 9期生
ーー今回のイベントのご感想をお聞かせください。
自分にとっての新たな課題やもっと強化したいところ、自分でうまく満たしていきたいと思う部分に気づかされるイベントでした。
最初の及川さんのお話されていた、ウェルビーイングを実現するために大切な要素の中で、最後に上がっていたのが「心と身体の健康」であったことが印象に残りました。健康はとてもありがたいものですが、どうしても普段を見落としがちになるものです。そういった話につながって、Lilyさんの「リリナージュ®︎」のワークはとても印象に残っています。
日常の中ではある程度睡眠時間は確保してはいますが、感覚を研ぎ澄ませると同時に自分の身体と向き合い、意図的に身体を休めるということは、今までしてこなかったことでした。それで振り返ると、全力疾走で1日を駆け抜けて終わり、ちょっとずつ疲れを背負いながら、次の日を始める。そんな日々を送っている自分に気づきました。
やはり意図的に立ち止まり、自分と向き合う時間もとても大切だと実感したので、今夜からしっかりと時間を取ろうと、早速手帳にメモを残しました。
ーー今回のイベントを通じて、どのような部分で「幸せ」のアップデートがされたと感じますか?
「幸せのテンプレート」という点でいえば、私はずっと「好かれていなければいけない」「人に好かれているからこそ幸せになれる」という思いがあって、Lilyさんがお話ししていたように、好かれるために他者の顔色を伺っているような意識があり、自分はそれに苦しめられていたのかもしれないと気づきました。
それを紐解くと、昔とても人気者だった友人に対する憧れや嫉妬心を持っていた過去の自分ともつながっているかもしれないと思いました。でも、そういった自分を苦しめているものや、それが自分自身のどこにつながっているのかというのは、自分一人では気づけなかったと思います。今日隣に座っている方とお互いにシェアし合った時間が合って、そこで話をするうちにつながってきました。こうした課題と向き合っていくことは「自分らしい」幸せを手に入れるヒントになると思いますので、これからもう少し自分の中で深掘りしていきたいと思いました。
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