風間ゆみえさん(スタイリスト・ファッションディレクター)をお呼びしたOSIRO OWNER SPECIAL INTERVIEW第5弾。
OSIRO OWNER SPECIAL INTERVIEW
オシロ株式会社(以下、オシロ) 代表取締役社長 杉山博一による、オーナースペシャルインタビュー。第5回のゲストは、スタイリストの風間ゆみえさん。女性ファッション誌で絶大な支持を集める風間さんですが、自身が立ち上げたオンラインコミュニティ「ROOMYS」がテーマに扱うのは、フィトテラピー(※)を主眼に置いた、健康とライフスタイル。「自身のキャリア」と「自分がやりたいこと」の狭間に悩む風間さんが、なぜオンラインコミュニティの設立という選択肢をとったのでしょうか。その経緯を紐解きます。
※フィトテラピー:草花や野菜などの植物や、自然との関わりを通し、心と体、生活における健康の回復をはかる療法。(出典:一般社団法人日本フィトセラピー協会)
ROOMYS
2021年に風間ゆみえさんが立ち上げたコミュニティ。毎月、二十四節気に合わせた食の歳時記、陰陽五行に基づく季節の養生、フィトテラピーを取り入れたケアのほか、中医学基礎理論を通じた基礎的な身体ケアなど、オンライン/オフラインのワークショップのほか、オンラインコンテンツの配信を通じて自身の健康の改善方法、身体との向きあい方を伝える。
https://roomys.bemoderation.or.jp/
スタイリストではなく「フィトテラピスト 風間ゆみえ」として活動する理由
(写真左) 「ROOMYS」主宰 風間ゆみえさん
(写真右)オシロ 代表取締役社長 杉山博一杉山博一(以下、杉山): 風間さんは現在、ご自身が探究しているフィトテラピーをテーマにしたコミュニティ「ROOMYS」を運営されています。長年スタイリストとして活躍しながら、本質的に自分がやりたかったこと、人に伝えたいと思っていることを自身のコミュニティを通して実現していることは、私たちとしても嬉しく思っています。まずお聞きしたいのですが、風間さんがスタイリストやフィトテラピストとして活動する根幹には、どのような想いがあるのでしょうか?
風間ゆみえ(以下、風間): 実は私、最初は役者になりたかったんですよ(笑)。役者になればいろいろな役を演じることができ、「色々な人生を歩むことができるなんて素敵!」と思って志していたのですが、20歳の頃に縁があって気付けば10ヶ月でスタイリストになっていました(笑)。なんだか、魔法みたいな話ですよね。
スタイリストなんて思ってもみなかった初めての世界で、独立してからは、次から次へと目の前に与えられた仕事をこなす壮絶なスケジュールの中ではありましたが、楽しくやってきました。私の場合すべて、こうした取材などを受けたときに気付くという結果論になりますが、ファッションを通して世界観をつくっていくうちに、多くの人が喜んでくれて、元気になるきっかけをつくることができていたんですよね!
そういった意味では、ファッションもフィトテラピーも、「
人に元気になってほしい」という気持ちが根幹にあると思います。
杉山: 「人を元気にしたい」という風間さんの想いは、僕たちにもたしかに伝わってきます。現に僕はいつも、風間さんとお話しするたびに元気をもらっているように感じています。その中で、風間さんが現在フィトテラピストとして活動する理由や、「ROOMYS」を立ち上げた背景について教えてください。
風間: 今、私がフィトテラピストとして活動し
「ROOMYS」を運営しているのは、純粋に女性が健康に投資することの大切さを伝えていきたいと思っているからです。生理痛や更年期といった女性特有のものだけではなく、肩こりやヘルニアなど、不調を抱えている方は本当に多いんです。これは世界を見ても特異な状況です。同じアジア圏であっても、中国では健康への投資意識が高くて、働くためにも健康であることを非常に重視しています。
日本人女性は良くも悪くもとても頑張り屋さんが多くて、自分の内側に目を向けずに、与えられたことを一生懸命やってしまう性質があります。特に中医学の観点から見ると「気虚」の人が多いんです。これは仕事に追われて食事を疎かにしたり、ストレスや過労などで気力が消耗してしまい、元気や活力のない状態です。気を働かせるためには気を補うことが必要になり、しっかり休息をとり、滋養すること、近頃は肺の機能も低下している傾向にあります。胸を開いて酸素をしっかりと吸って、しっかり吐くことが大切なのですが、それを気に留めることが難しい時代でもありますね。
私はフィトテラピーを通して健康の大切さを伝えていきつつ、
一人ひとりと向き合って学び合い、実践し合いながら不調を手放す「場」をつくっていきたいと思ったのが、そもそもの想いですね。
杉山: フィトテラピーは自身の健康にかかわることであり、パーソナルな側面を持ちます。だからこそ、学び、実践することも、そういった
心理的安全性の高い「場」が必要なんですね。
風間: 不調を抱えている人たちは、身体に異変があり症状もあるけれど目に見える病(病名)が見つからない場合には治療ができないケースが多く、仕方ないものとしてそのまま我慢をしている人がほとんどで、それはストレスとなり身体をむしばんでしまいます。
東洋医学にはアーユルヴェーダなども含まれますが、なかでも中医学では、不調を診断するときに、病よりも先に人を見ます。身体のどこがバランスを崩しているのか、病の根源を見つけて正す治療を行います。現代では不定愁訴という、なんとなく不調を抱えているけれど、その治し方がわからない人は本当に多いんです。そういった人には東洋医学はとても助けになると思います。
フィトテラピーは、植物療法といい、植物の作り出すフィトケミカルと呼ばれる成分の力を借りて行う療法ですが、日々の生活のあり方に向き合うことによって、痛みや不調を取り去りつつ、よりよい生き方を自分でつくっていくというアプローチです。一方で、西洋医学的なアプローチから「本当の治療とはなにか」という本質を追求している方々も多くいることも理解しています。
私のスタンスとしては、東西の医学のそれぞれがもつありがたい叡智の理解を深めて、上手に活かしていけることが望ましいと感じています。
私は植物療法の第一人者である森田敦子さんとの出会いがきっかけで、フィトテラピーを学び始め、学校にも通いメディカルフィトテラピストの資格も取りました。人は体験することで覚えていくもの。自分自身で実践していくことで、専門書の内容をより深く理解できたり、これまで耳に入ってこなかったことがすんなりと入ってくるようになりました。だからこそ、フィトテラピーにもっと興味がわくようになったんです。そこからさらに難しい東洋医学思想への理解を深めるために、自分の知識では理解しきれない範囲を、懇意にしている医師をはじめ東洋医学の専門家の方々を訪ね教えてもらったりもしました。
私自身、どちらかというとお勉強ができるタイプではなかったと思うのです。その代わりに「わからない」ということがわかるんです(笑)。だからこそ、初めて学ぶ人にも同じ目線でフィトテラピーの魅力を共有したいと思いました。そのためにも、やはり
メンバーが安心安全な気持ちで集まり、お互いの不調や気持ちを打ち明けることができる「場」が必要だと思ったんです。そのような「場」を通して、
メンバーには「自分の軸で生きてほしい」という大きな願いを持っています。
コロナ禍の時は容易に通院することもできず、マスコミの情報も錯綜していて多くの人が怖さや不安を抱えて過ごしていたと思います。それに、現代はインターネット上でも無責任な情報が氾濫しています。そんな時代だからこそ、他人から聞いた話やアルゴリズムで選別された情報を鵜呑みにするのではなく、自分の軸を持って判断し、自分にとって本当に必要なことを掴んでいくことが今後の人生で絶対に必要です。
杉山: 自分の伝えたいことがありつつも、しっかりと人と向き合うことを大切にして、一人ひとりがよりよい状態になっていくことを目指すというのは、スタイリストとして活躍されてきた風間さんらしい考え方だと思いました。そういった意味ではオンラインコミュニティとはとても相性がいいと思います。
風間: ファッションから見ても、いくらオシャレな服を着飾っても、元気がなくて顔色も悪い状態で服を着てたって可愛いわけないし、オシャレになんて見えないじゃないですか。やっぱりセンスの良さって「着こなす力」みたいなのが表れてしまうんです。まず身体に不調があると服の選別もうまくできなくなってくるし、自分で選択肢を狭めてしまいますから。なので、「纏うことを考える前に、まず纏うボディーをしっかりしていくことが大切」という考えは大きいと思います。
ファッションの華やかな世界と、健康は交わらない印象がありますが、実は同じだと思うんです。だって
元気じゃないとおしゃれも楽しめないし、ヘルスがあってファッションが完成すると思います。なので、やっていることって本当は変わってないのかもしれませんね。
「風間ゆみえ」という存在を通じて、自分と向き合ってほしい。
杉山: 風間さんは安心安全の「場」をつくることをとても重視されています。このような想いはいつ頃から抱いていたのでしょうか?
風間: まだオシロと出会っていない4、5年前から、有料のオンラインサイトを作りたいと思っていました。当時のコンテンツはなんでも無料で公開されていましたが、有料会員を設けて、
そのなかでしかできないことや見えない部分を配信できる場があればと思っていたんです。ただ、自分たちで1からやろうとしても人手は足りないし、やりたいことをどうやって実現するのかもわからないので、ずっと保留にしていました。
杉山: そんななかで当時オシロの共同創業者だった四角と会って、オシロに興味を持っていただいたんですよね。ただ、最初にお話しした時には「オンラインコミュニティには抵抗感がある」と率直に言っていただいたのを覚えています(笑)。
風間: そうなんです。最初のリアクションは「え、コミュニティ?いらないんだけど...」でした(笑)。ちょっとおかしな話かもしれないですが、最初はコミュニティを持ちたいとは思ってはいなくて。たくさんの人が集まることは、その人が持っている色とかエネルギーが交わって統合していくことなので、わりと個性の強い私が人の中に溶け込むこともあんまりイメージできませんでした。コミュニティは「みんなで集まって、楽しく仲良く」のように端的な想像をしていて、自分の気持ちとしては何かそれは違うなと思っていました。
それから少しずつオンラインコミュニティの「場」としての意義やメリットについて説明してもらい、納得できることも多かったので、
純粋にやりたいことを実現していきたいという想いから、コミュニティをつくることにしたんです。
杉山: 風間さんは、当初から有料会員を募ってフィトテラピーの情報発信をしていくことを検討されていましたね。それは風間さんの想いがあってこそだと思いますが、一方で広範囲に情報を発信するなら、無料で見れるメディアにメリットがあるように思えます。そこにはどのような意図があるのですか?
風間: 発信の仕方は特にこだわりはなかったのですが、
インプレッションをとるために記事を量産して、確証のない情報を発信していくようなことはやりたくなかったことが第一にあります。それと、やはりお金を払ってでも見るコンテンツであれば、熱量高く実践してくれると思ったからです。
例えば、運動するにもラジオ体操は無料で手軽にできますが、無料だからこそやらない理由を見つけやすい。だけど、パーソナルジムに通うようになれば必ず費用対効果を意識するようになり、主体的に取り組むようにもなります。
自分が不調であることに困っているけど、それを変えていきたいと思っている人、そのために自分の周りに集まってくれた人とはしっかりと向き合って、役立つものを伝えていきたい。そう思うからオンライン上で有料の「場」をつくりたいと思ったんです。
杉山: ROOMYSを始めてから4年目になろうとしています。メンバーに想いを伝え、共に学び実践し合うなかで、風間さんの心境には変化はありましたか?
風間: 最初の1年目は本当にあっという間に過ぎていきましたが、2年目からはどうやってメンバーに伝えていくのかが課題になってきましたね。1年間まったく同じことを話すわけにはいかないし、かといってメンバーもすべてのことを覚えているわけではないので、繰り返し伝えていくことも大切です。とはいえ、少し手法を変えて、フレッシュな伝え方にしていったりしていますが、4年目にもなると難易度がだんだん上がっていっています。
正直、何回も「もう辞めちゃおっかな」と思ったこともあります。それでも今まで続けてこれたのは、やっぱりメンバーの声があったおかげですね。
ROOMYSが始まったのは2021年、コロナ禍の中でもタイミングを見てメンバーと会ってオフラインで話をしていると、私のコミュニティに入る前までの自分、そして入ってから変わったことを思い思いに体験談を話してくれたんです。こういった
コミュニティがなかったら、自分と向き合って本音で話し合える人と出会えることもなかった。そういった縁をつくってくれたから、やっぱりコミュニティをつくってよかったですね。
杉山: メンバーと出会い、つながりがオーナーを支えてくれて、それが励みになる。コミュニティの魅力だと思います。特に風間さんのようなクリエイティブな方は、キャリアを積み重ねるごとに孤独になりやすいと思います。そういった
クリエイターが孤独に苦しむのを解消したいと思ったからこそ、コミュニティプラットフォーム「OSIRO」を開発したので、コミュニティが持つ価値や意義を感じていただいて嬉しいです。
風間: そうですね。キャリアを重ねるごとに、自分で思っていなくとも偉い人みたいに見られてしまうこともあります。コロナ禍の時はそもそも人に会える機会も限られていたので、
同じ興味関心を持つメンバーと直接同じ目線で話ができるというのはコミュニティがあったからです。
それと、私がとても嬉しかったのが、
退会してもまた戻ってきてくれるメンバーがいることですね。いろいろな事情や状況の変化があって、一度離れてしまうとそこで縁が切れてしまうことも多い中で、また困ったことがあったらROOMYSのことを思い出して、また戻ってきてくれる。こういった
縁がまた続いてくれることが、私にとってとても嬉しいです。
杉山: 風間さんの想いが伝わっている証拠だと思います。だからこそメンバーが安心して参加できて、また戻ってきたいと思えるコミュニティが醸成されている。風間さんがコミュニティのメンバーとのコミュニケーションで重視していることはなんなのでしょう?
風間: 私がずっと一貫して大事だと考えているのは、「
私も相手もお互いに向き合って話をすること」。今、世の中にはいろんな情報が錯綜していますよね?今は多くの情報は良し悪しを「ジャッジ」するものになっています。けれど、それって他人から見た価値観やポジショントークの押し付けであって、本当に自分にとって必要なものかの判断にはならないと思うんです。そうであれば、私は今自分にとって必要なものを「チョイス」すればいいと考えています。
だから
ROOMYSでは有料であり限られた場の中で、自分にとって必要なものを考える機会になってほしいと考えています。なにより、私と向き合うことを通じて、自分自身と向き合うようになってほしいんです。
「学び・身につけ・伝えていく」喜びをメンバーにも持ってほしい。
杉山: 風間さんのROOMYSへの想いを聞き、私自身、胸が熱くなるのを感じました。そんな中で、風間さんは今年一般社団法人Bemoderationを設立されました。その真意について聞かせてください。
風間: もともとは、共にBemoderationを立ち上げたコミュニティマネージャーの中河の提案から始まりました。私としてはただ「自分が持つ体験を活かした知識を皆に伝えていきたい」それだけの気持ちで活動しています。やりたいことを実現しているのでそれでもいいと思っていたのですが、中河からの提案は、
コミュニティに集まってくれたメンバーさんたちの、すぐ近くの未来を見越してのものでした。
つまり、私や自分自身と懸命に向き合ってくれているメンバーに残るものをつくる必要があると。そこから相談を重ねていくうちに、「
一般社団法人としてしっかりと認められている組織をつくっていこう」となりました。
杉山: 法人の立ち上げという点では、一般社団法人でも起業ということになります。風間さんの想いがコミュニティを経てより強くなったということですね。
風間: そもそもの話でいえば、私自身が「風間ゆみえ=スタイリスト」という肩書になっていることは自認しています。私のコミュニティで一生懸命学んで、実践し広めて行こうという考えを持ってくれたメンバーの人が「ROOMYSで学びました!」と言った時に、「風間さんってファッション業界の人ですよね?」と言われることは仕方ないにしろ、なによりもまじめに学んでくれた人たちに私のタイトルがじゃまをするようなことはなくしたいなと。私自身どちらも良きを目指して頑張っていますが、自分視点ではなく、メンバー視点で考えはればそれがよいと一般社団法人として再スタートしました。
それで、公的に認められた団体の中で、しっかりと知識を身につけて資格も取れるようになれば、メンバーにとっても大きなメリットになります。私は資格よりも自身に腹落ちして活かせる知識が大事だと思っていますが、私自身もフィトテラピストの資格をとったように、
メンバーにも「学び・体験・伝えていく」という喜びも必要だと思ったんです。だからこそ、ROOMYSにも外側につながる、いわば「箔」をつけられるものも大事だと考えました。
杉山: そういった想いがあるからこそ、現在
ROOMYSではメンバーにグラデーションを設けて、基礎をしっかりと学べるプランと、より深く学べるプランを用意しているんですよね?
風間: そうですね。「BASIC SUPPORT PLAN」では基礎を学び、規定をクリアしたメンバーにはウェルネスフィトアドバイザーのディプロマを授与。そこからより深い学びが得られる「MASTER CLASS PLAN」では、ウェルネスフィトテラピストのディプロマを授与しています。
杉山: 学びの深さや知識量で設計するだけでなく、それぞれを資格取得に結びつけることでコミュニティメンバー自身で発信していくきっかけや原動力にもなるわけですね!とても素晴らしい設計です。
コミュニティはいわばクローズドなものですが、それが徐々ににじみ出て、社会にインパクトを与えようとしている。そういった取り組みは私たちとしてもぜひ応援していきたいです!
風間: やはり今の一番の課題は、自分のやりたいことをどのように伝えていくか、そして私自身はこのコミュニティに費用対効果は求めていませんが、それでもより多くの人に自分の不調や自分自身のあり方に向き合ってほしいという想いがあります。運営と対外的な発信のバランスは、コミュニティを立ち上げてから一貫した悩みでもあるので、むしろこの対談のあとは、それを相談する会にしたいと思ってきています(笑)。
杉山: もちろん、じっくりお聞きしますよ(笑)。風間さんだけではなく、やはり「OSIRO」でオンラインコミュニティをつくり、その魅力や機能のメリットを感じたという声は多いですが、やはり今後の拡張性について課題を感じている方は多いです
。私たちはコミュニティが成長していくエコシステムは「はいる」「なじむ」「はずむ」「にじみでる」というサイクルがあると提唱しています。
その中でも「にじみでる」はとても重要であると捉えており、「コミュニティマネージャーのAI化」など、コミュニティ運営や成長にかかわる悩みの解消を進めています。今日のお話を聞いて、現在進めている改善は、きっと「ROOMYS」でも役立つと確信しています。風間さんのやりたいことがより鮮明に実現できる世界をつくるため、今後も努めていきます。
風間ゆみえ|Yumie Kazama
スタイリスト、 AMPP認定メディカルフィトセラピスト。ルボアフィトテラピースクール認定講師。 独自の世界観から女性誌を中心にスタイリストとして圧倒的な人気を誇り、 現在 はライフスタイル & ウェルネス分野での企業コンサルティングやヘルスケアプロダクトの 企画・プロデュースなどでも活躍。 多忙な生活で体調を崩したことをきっかけに食養生な どの自然療法を取り入れ、のちに植物療法の第一人者森田敦子氏に師事。 植物療法士とし てコンサルティングを続ける中で、心身の健康維持に包括的なアプローチの必要性を感 じ 東洋医学や陰陽五行思想、 漢方学、 生理解剖学など多方面からの学びを重ね、季節に合わせた暮らしや食事法、 身体の調え方を独自のメソッドとして伝えている。
杉山博一|Hirokazu Sugiyama
1973年生まれ。元アーティスト&デザイナー、2006年日本初の金融サービスを共同起業。2014年シェアリングエコノミープラットフォームサービス「I HAV.」をリリース、外資系IT企業日本法人代表を経て、2015年アーティスト支援のためのオウンドプラットフォームシステム「OSIRO」を着想し開発、同年12月β版リリース。