オシロには、6つのコアバリューがあります。
1. Be Organic、2. Touch the Art、3. Dialog Base、4. Creator Respect、5. GRI GRIT、6. +Tasrise。
今回は、6つ目のコアバリュー「+Tasrise(タスライズ)」について紹介します。
クリエイティブになってサプライズを届ける
「+Tasrise」を選定した一番の想いは、
「社員にクリエイティブになってほしい」ため。
というのも、「期待値を超える行動」から、仕事でも成長していくという考えがあるからです。
相手が欲しいものを理解することは基本。欲しいものを100%で返すのではなく、どれだけ超えられるか。そこに、クリエイティブ力が発揮されます。
ただ、難しいことをしようとするのではなく、ほんの一手間でも期待値は超えられるもの。時間や労力を掛けすぎずに、いかに相手の期待値を超えられるか。そうしたことでクリエイティブ力がトレーニングされると考えています。
たとえばオシロでは、来客されたお客さまに飲み物を提供する際、ペットボトル飲料や使い捨てのカップで提供するのではなく、作家さんの手作り陶器を使っています。そして、緑茶か有機コーヒーのどちらかを選んでいただいています。普段から社員用に用意されている緑茶と有機コーヒーなので、準備という意味ではほんの一手間。ですが、ゲストのために出された一杯の陶器と飲み物は、喜んでいただけるもの。また、クリエイター支援をしている会社の想いまでも伝わります。
些細なことかもしれませんが、期待値を超えるための工夫は相手に喜んでいただける機会になるのです。
「+Tasrise」とは、相手への配慮
「+Tasrise」を大切にする背景には、クリエイティブになってほしいだけではなく、もう一つの想いがあります。
それは、「相手への配慮ができるようになってほしい」というもの。
たとえば、お客さまへの営業活動は一見営業担当者のみが関わっていると思うかもしれませんが、私たちは社員全員が間接的に営業行為に関わっていると考えています。
なぜかというと、たとえばオシロのオフィスでお客さまと打合せをする際、お客さまは担当者や会議室のみ目に触れるのではなく、エントランス、オフィス内の机や椅子、社員の身だしなみ、お手洗いなど、様々な場所を目にされます。
その時、机や椅子が整理整頓されていなかったり、水回りが汚れていたりすると、けっしていい印象は抱かないはず。それどころか、会社や仕事に対する不信感を持たれてしまうかもしれません。
逆に、執務スペースの机や椅子が綺麗に整い、社員みんなが整った格好をし、すれ違う社員もしっかり挨拶できていると、会社に対する印象は良く、心配されないはず。
会社全体の雰囲気を良くすることは、営業担当者だけでなく社員全員が生み出すことで作り出すもの。それが間接的な営業行為だと考えているのです。
担当者ではなくても、自分自身の行動や所作がいかに会社全体の雰囲気に影響しているか。そうしたことまで想像し、配慮できるようになってほしい。そんな想いがあるのです。
コバナシ
「+Tasrise」を導入してからは、日常の会話で
「これタスライズだね!」
「コアバリューの中でタスライズが一番得意かも」
という言葉が飛び交うようなりました。
このようなセリフを聴けるときは、確実にコアバリューが浸透したと感じる瞬間でもあります。
さて、これまで6回にわたりコアバリュー6つを紹介してきました。
まだまだ伝えたい想いやエピソードはたくさんありますが、少しでもオシロが大事にしている価値観や会社の雰囲気が伝わったのであれば嬉しいです。
今後も引き続き、コアバリューに関するエピソードやオシロのカルチャーを感じていただけるモノゴトを紹介していきたいと思います。
引き続きお楽しみに!